ゼロから目指すITエンジニア

こんにちは、てぃさんです。

近年プラグラマーの認知度、地位向上も時代と共に向上していると思いますが、2022年の3月に公表された「子どもに将来なってほしい職業*1」ランキングでは、男の子部門で「プログラマー・エンジニア・ゲームクリエイター」がなんと第4位という結果に少し嬉しさを持ったエンジニア界隈の方も多かったのではないでしょうか。女の子部門でも第7位と3Kと呼ばれていた時代の職業イメージから向上しているのではないでしょうか。

ちなみに1位は男の子、女の子部門でも「公務員」となっています。私の親戚にも公務員として働いている人がいますが、確かに時間的な拘束は一般企業に勤める人と比較すると少ないのではないかなと思います。親が子どものことを思うと、どうしても安定志向になってしまいますよね。(私個人としては親の期待を超えてもらう方が嬉しいですが)

そんな世間のお父さん、お母さんからも認められ始めているるプログラマーという職業です。世界的に見ても、Facebook、Netflix、Instagramなど人々を魅了するサービスの基本にはプログラミングという技術を駆使して世に出されていることが認識されているからではないでしょうか。


タイトルにある「ITエンジニア」はプログラミングを活用する職業のひとつです。この記事を見ていただいている方の中で「ITエンジニア」を目指そうとしている方に対して、IT業界歴20年のてぃさんなりの見解を参考にしていただければと思います。

目次

自身の価値観を見つめ直す

いきなり、堅苦しい見出しですみません。。。でも個人的には大事だと思っているので、始めにさせてもいました。

この記事を見に来ている方は、ITエンジニアに興味があり、ITエンジニアにジョブチェンジしたい!と思っている方かと思います。

プログラマーやシステムエンジニア、社内SEなどIT技術として手に職をつることができ給与も多いイメージがあるのではないでしょうか。

また、コロナ禍になってからは、最もリモートワークを取り入れている業界であろうことは肌で感じています。

ただ、エンジニアの良い面だけに飛びついてしまうとこんなはずでは。。

もちろん、スキルが高いエンジニアはそれこそ高い給与を得ることができますが、インターネットにはさまざまな情報が溢れていて、これからエンジニアを目指そうという人は、イメージだけ先行していざ転職すると、思った様な給与や技術分野で仕事ができず、こんなはずではなかったという様な人も少なくありません。

もちろん、てぃさんとしてもこれからITエンジニアになってIT業界を盛り上げる仲間を増やしたいと思っています。

ただ、これからの時間が無駄だったと思わない様に、ITエンジニアを目指す際に行ってほしいこと、それが、「自分自身の価値観を見つめ直すということです。

価値観の優先順位を見つめ直すには?

一般的な企業(IT企業含め)1日8時間が多いと思います。1日の1/3を仕事に費やしていると考えて、自分の人生として何を優先順位しますか?

例えば、

  1. 良好な人間関係
  2. 高い給与欲しい
  3. 自分のプライベートな時間が優先
  4. 通勤のないフルリモート
  5. ITスキルが身につける

というような条件があがるのではないでしょうか。

対人スキルは高いくこれまで人間関係が問題になったことはないからフルリモートで働き、通勤にあたる時間で自己学習したい。

プライベートな時間が少なくなっても、高い給与がを目指したい。

せっかくITエンジニアを目指そうとしているのであれば、再度人生の優先順位を見つめ直して下さい。勢いで転職先を決めることがなくなりますので。

冗談抜きで、「何となく1社目で合格が出たから」、私が面接した中で「いやー何となく応募しました」という人もいらっしゃったのも事実です。

価値観の優先順位を振り返ることで、転職先の軸を明確にする。

ただし、絶対条件にすると面接時の面接官の印象が悪くなるため、あくまでも優先順位の位置付けとすること。

【厳選】ゼロからITエンジニアになる方法3選

①IT業界未経験の採用企業に就職する

やはりITエンジニアになるためには、仕事として実績を積むことが他の手段よりも強い場合があります。

ただし、就職する企業の選定をしっかり厳選することが必要です。

なぜなら、未経験で就職して、ITエンジニアとして活躍できるような、してもらえるような、教育するための制度や体制が整っているか見極める必要があるからです。

間違っても、企業の厳選といっても、給与面やテレワークで働けるという条件を優先順位の上位に位置付けてしまうと、それだけ、対象企業が絞り込まれゼロからITエンジニアになれる可能性が狭まってしまうからです。

メリット
・ITエンジニアとしての業務実績を積める
・就職することで給与など経済面でマイナスにならない

デメリット
・教育制度など未経験OKの企業を選定の見極めが必要になる(IT業界に強い転職サービスの利用でカバー)
・スキルがない分プログラミングしたいがテストがメインになるなど、下積み的な仕事になる可能性がある

マッチする方

  • ある程度ITリテラシーやITエンジニア業界についての知識があり、実践しながらキャリアをスタートさせたい方
  • 働きながらでもプログラミングの習得ができる(できそうな)方

②プログラミングスクールに通う

いきなり転職ということに抵抗がある場合は、TechCamp、TechAcademyなどのプログラミングスクールに通うことも良いと思います。

スクールの中には、現役エンジニアが講師でおしえてくれているところや、就職を支援してくれるところもあります。

最終的にはポートフォリオといって、Webアプリケーションを作成したりしますが、そこに何か独自の機能を盛り込んだりした方がよいでしょう。多くの人が利用するため、カリキュラム通りだとカリキュラムになぞっただけのものとなり特徴が出にくくなるからです。

メリット
・プログラマーになるための基礎を体系的に習得できる
・不明点やエラー時の解決をサポートしてくれる
・転職保証で就職支援してくれる

デメリット
・費用がかかる(社会人であれば教育訓練給付金の制度利用で負担軽減)
・プログラミングスクールに専念するとその間収入が途絶える

マッチする方

  • プログラミングスクールでしっかり基礎から教えてもらいたい
  • 夜間・土日などスクールによっては就業しながらも通える

③公共事業の制度を活用する

東京都 デジタル人材育成支援事業

原則35歳以下の離職した方が、今後さらなる成長が見込まれるIT分野に就職できるよう、

必要となるデジタル関連のスキルを習得できる職業訓練とキャリアカウンセリング等の再就職支援を一体的に行う事業です。

https://digital-tokyo-ol.metro.tokyo.lg.jp/

東京都が実施しており、プログラミングコース、ITインフラコース、ハイブリッドコース など未経験からITエンジニアを目指せるという事業になります。

研修、就職支援も全て無料となっており、自治体が実施しているということもあり安心して利用できるものになります。

ただし、募集期間や募集人数が決まっていたり、年齢が原則35歳以下の方(訓練開始時点)など以下条件はあるものの、費用負担がなくITエンジニアへ目指す方には魅力的だと思います。

参加対象(いかに全て該当する方)

  • 原則35歳以下
  • 求職中または非正規雇用で就業中の方
  • 2か月の職業訓練に参加可能な方
  • 都内IT 関連業界等の専門人材など(正社員)として働く意欲のある方

メリット
・自治体が基準を設けて行なっているという安心感がある
・研修、就職支援が無料

デメリット
・人数に制限がある(ただし、年間を通して複数回募集あり)
・訓練時間は平日9:00 – 17:00(土日祝除く)となる
・正規雇用の方は受けられない

マッチする方

  • 現在求職中でITエンジニアを目指している方

独学でITエンジニアになれるか?

現在IT業界で仕事をしてない方が、独学でプログラミングを学びITエンジニアになれるかというと。

多くの方は挫折してしまうリスクが高いため、時間と労力を考えるとお勧めできません。

ただし、年齢とWebアプリケーションなどポートフォリオを作成してアピールできる自信、見通しがあるのであれば、費用をかけず独学でチャレンジしてもよいでしょう。

現在はPaizaやCloud9などクラウドサービス上でプログラミング・実行環境も手軽に用意することは可能です。

初学者の最初の壁は、環境構築にあると思いますが、クラウドサービス上では環境構築を行う必要なくプログラミングを行うことが可能となってます。

そういったサービスを利用することで自分自身がITエンジニアとしてやっていけるのか、判断できるきっかけとなりもし、合わないと判断できれば、大きな時間・コスト・労力を払う前に次のチャレンジに向かうことができると、前向きに捉えることができるでしょう。

まとめ:ゼロから目指すITエンジニア

  • 自分の価値を見つめ直す
    →自分の価値観の優先度を見つめ直し、転職先の軸を明確にする。
  • 方法1:IT業界未経験の採用企業で就職する
    →経験に勝るものはない。目的意識を持って実務経験とキャリアを最短で構築する。
  • 方法2:プログラミングスクールに通う
    →体系的な知識を学んでからプログラマーになる。
  • 方法3:公共事業の制度を活用する
    →条件さえ合えばITエンジニアになる有効な選択肢。うまく活用してITエンジニアになろう。

*1:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000087626.html

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