こんにちは、てぃさんです。
以前、「【書籍で独学】Webエンジニアになるための書籍8選」として、Webエンジニアを目指す人に、おすすめの書籍紹介させていただきました。
今回は、書籍で学習する際の注意点や独学の攻略法について解説させていただきたいと思います。
なぜ、今回そのような内容を記事にしようかと思ったかというと、書籍の独学は、初学者にはとっつきやすい反面つまずいた時に挫折する可能性が最も高い学習方法と考えています。
Webエンジニア経験者としてのアドバイスを行うことで、何かしらヒントになれば幸いと思い投稿させていただきます。
書籍で独学のメリット・デメリット
書籍で独学のメリット
体系的に学習できる
書籍のメリットとしては、おおよそ入門書的なもので言うと、なぜその技術が必要かという内容から、インストール方法、Hello Worldのプログラミングなど、段階を追って学習を積み重ねられることです。
ネットで検索しても入門的なサイトやチュートリアル的なサイトなどで学習することは可能ですが、どうしても断片的というか情報量が書籍と比較しても少な苦なってしまうため、効率的とは言い難いでしょう。
有償の学習方法としては安い
プラグラミングスクールでは、受講するコースによると思いますが、TECH CAMPの短期集中オンラインプランで約66万円ほど。Tech Academy の Webアプリケーションコースでは、約17万〜34万円ほどになります。
サポートや考えられたカリキュラムを考えると、個人的には決して高いものではないと思いますが、それなりの覚悟が必要な金額ですよね。
今のITエンジニアの需要を考慮すると、現時点の年収にもよると思いますが、人によっては2年もあれば十分ペイはできるのかなと思いますがプログラミングスクールはその初期費用がどうしても高額になってしまいます。
プロゲートなどのオンライン学習サービスは、月額¥1,078(税込)など、比較的安いのが特徴です。
インターネットができれば場所は選びません。金額的な部分を含めても自分がやりたいコース内容であれば選択肢の一つになると思います。
初期投資を抑えながらもITとはどういうものか、Webエンジニアが自分には合っているのかなどある程度の適性を見極めることができるメリットが書籍での独学にはあると思います。
必要な時に見返しやすい
書籍の後ろにインデックスが付いているため、知りたいワードから該当の場所を探し当てることは容易です。
プロゲートなどの場合、動画内の検索性がないため、あれどういう意味だったっけ?と探すのが書籍に比べると手間になりますね。
リファレンス的な利用方法としても、書籍の方が軍配上がると思います。
書籍で独学のデメリット
持ち運び時に重い
入門書であってもボリュームが多い本の場合、厚みもそれなりになるため、その分の重くなってしまいます。
家にずっと置いておく分には問題ないのですが、電車移動などを行う場合は、なかなかな存在感を示してくれます。
筋トレする気持ちで持ち歩きましょう。
つまずいた時は他の方法に頼る必要あり
独学で習得を目指す人の壁は、不明点やエラーが発生した時に現れます。
現役のWebエンジニアでさえエラーを起こさずプログラミングすることはできないのですが、初級者との圧倒的な違いはエラーが発生した時の対応引き出しの数でしょう。
初級者はエラーが発生しただけで、ドキドキしてしまうのではないでしょうか。
実際に環境構築でエラーが発生すると、それから先が進められなくなってしまったりと、独学での習得を阻む壁は数知れません。
プログラミングスクールではサポート体制があるため、質問することが可能ですが、独学ではそうはいきません。
そのような時は、stack overflow や Qiita などいわゆる先人のエンジニアの解決方法を探る必要があります。
もしくは、有料ではありますが、MENTA という現役のエンジニアを自分のメンター(相談役)として質問できるサービスもあったりします。
兎にも角にも、自分で解決する術と能動的なアクションを取る必要があると言う事です。
前提の環境の精査が必要
書籍を選ぶときに注意しなければならないのが、その書籍で説明する環境です。
例えば、書籍はMacの操作を前提としているが、Windowsのパソコン操作しかわからなかったり、またはその逆です。
経験者は読み替えることが可能ですが、独学を目指す方はなるべくなら自身の環境と合わせた書籍であることの方が効率が良いです。
あとは、発行が古すぎると、プログラムやライブラリのバージョンも古くなってしまうため、世間的には一般的でない状況になってしまいます。
大体の書籍は前提となるOSや言語やライブラリのバージョンが記載されているので、その部分を確認しましょう。
書籍で独学時の心構え【重要】
諦めたらそこで試合終了だよ
エンジニアを目指す上でも、エンジニアになってからでも「諦めたらそこで試合終了だよ」この心構えってすごい重要だと思ってます。
初学者であるから必ず壁にぶち当たる時がくるでしょう。
そのときに、「諦めたらそこで試合終了だよ」この言葉を思い出して下さい。
難易度は違えど、現役のエンジニアでもエラーの原因、解決するのに、数日かかってしまう事も珍しくありません。さらに仕事として向き合う時間は、独学の人より多いかも知れません。
なんとかしてでも解決してやろうという気持ちは、初学者でも経験を積んでも常に持ち続けてほしいと思います。
他の独学方法との比較
他の学習方法との比較
学習方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
書籍での独学 | ・費用は安い ・体系的に身につけられる ・索引より検索性はよい | ・詰まったときに自己解決必要 ・自分に合った本を探すのが大変 |
ネットサービスでの独学 | ・短期利用であれば書籍より安い | ・契約を継続しないとならない ・再度確認したいときに場所を探すのが手間 |
プログラミングスクール | ・就職支援(保証)付きのスクールもある ・サポートが付いている | ・初期費用が高価 |
自分はどの学習方法が向いているか?
学習方法 | 向いている人 |
書籍での学習 | ・コツコツ学習を継続することができる方 ・能動的に自己解決できる方 |
ネットサービスでの学習 | ・気軽に学習を始めてみたい方 |
プログラミングスクール | ・資金に余裕があり ・就職支援を利用してエンジニアを目指したい方 |
まとめ
以上、今回は書籍での独学のメリット・デメリットでした。
独学での手軽さの反面、壁がやってきたときに諦めないでなんとか続ける自信がある日は書籍学習でチャレンジして下さい!
Webエンジニアを目指す方は、【書籍で独学】Webエンジニアになるための書籍8選 を参考に購入書籍の検討をしましょう。
もし、書籍で習得が難しそうであれば、その次にプログラミングスクールなどに通うことを検討しても良いと思います。
もし、何か聞きたいことがあれば、コメント欄から質問いただければと思います。
それでは!
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