主な読者層
- 独学でWebエンジニアを目指して本を探している方
- 現役Webエンジニア目線からおすすめの本を知りたい方
- これからWebエンジニアとして就職を目指す方
こんにちは、てぃさんです。
いつかは、ハロウィンではっちゃけてみたいと思いながら、今年もニュースを見ながら渋谷ハロウィンを脳内でVRしていました。。
…ということで、今回は、【書籍で独学】Webエンジニアになるための書籍8選!ということでおすすめの書籍を紹介していきたいと思います!
開発したWebアプリケーションが世に出て、多くの方に見てもらえることができる「Webエンジニア」って本当に魅力のある職業の一つだと本当に思ってます。
だって、いろんな技術が手の届く範囲にありながら、また、それらを習得し、仕事に活かすことで、便利な世の中を構築できる職業ってすごくないですか?
近年人気の職業であることや、始めることのハードルが低いWebエンジニアということもあり、ご覧になっている方もWebエンジニアを目指している方なのではないでしょうか。
ただ、インターネット上には情報が多く、興味はあるけどいきなりプログラミングスクールで始めるにしては、金額的なハードルも高いし時間的余裕もあるわけではないしと、、、
まずは、手軽な書籍から始めるということも大きな選択肢の一つであることは確かです。
そういったこれからWebエンジニア目指す方を対象に、現役エンジニアが選定したWebエンジニアになるための書籍8選をご紹介したいと思います!
フロントエンド(HTML, CSS, JavaScript)部門
Webアプリケーションの表示部分を一般的には「フロントエンド」といいます。
どのような部分かというと、ChromeやSafariなどのブラウザでみるYahoo!や食べログなどの我々がよく利用するWebサービスの目に見えている部分となります。
技術的には、HTML、CSS、JavaScriptが利用されていますが、手を動かしてすぐ目に見えて結果がわかるため、書籍による独学の第一歩としておすすめです。
HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本[増補改訂版]
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本書のポイント!
- HTML、CSSの基礎を身につけたい
- 架空のカフェショップの紹介サイトを作成を通してPC、スマートフォンのデザインも習得できる
- Webエンジニアに人気のツールを使って学習するため実践としても○
初心者の方のイメージとしては「かっこいいサイト」を作りたい!というモチベーションの方にこの本はお勧めします。
基本的なHTMLやCSSを身につけながら、おしゃれなサイトの作成となるため、継続的に学習を行えるからです。
この書籍を通して、レスポンシブデザイン、グリッドレイアウトや2カラムなどWebエンジニアの素養として身につけておきたい、Webデザインの基礎も学習することが可能です。
スラスラわかるJavaScript 新版
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本書のポイント!
- 知識ゼロからJavaScriptを学ぶことができる
- 「豊富なイラスト」で理解することができる
- 変数や条件分岐などプログラミングの基礎の学習としても利用できる
HTML、CSSだけでもWebサイトは作成できますが基本的な役割は表示が中心となります。
JavaScriptはHTMLやCSSを変更することで動きのあるWebサイトにするためのプログラミング言語となります。
実際のWebエンジニアとしては、React.jsやVue.jsなどモダンなライブラリを利用したりしますが、それもJavaScriptの基礎がないと使いこなせません。
JavaScriptの基礎固めの1冊として本書は必読書と考えます。
Webサイトの仕組み部門
フロントエンドと後ほど紹介するバックエンドの前にWebサイトの仕組みを学習する必要があるの?
早くもっとプログラミングしたい!と、はやる気持ちもわかります。
ただ、この時点でWebがどういう技術でできているのかをざっくり理解することが、今後の独学の理解力、対応力に差が出るためです。
JavaScriptでプログラミングして、サーバサイド側でのプログラミングもして、どの役割がどのような関係にあるかなど混乱する最初のポイントになるからです。
例えるなら、初めてサッカーを習得しようとした時に、ドリブルやシュートなど技術的な部分がプログラミングとしたら、サッカーのルールやポジションの役割などを学ぶことに近いかなと思います。技術だけ磨いてもどこにゴールすれば良いか、何人でやるとかわからないとサッカーにならないですよね(ちょっと無理があるか…)。
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
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本書のポイント!
- Webで必要となる通信の仕組み(URL、APIなど)を学習することができる
- 説明とイメージ図で理解することができる
- ITリテラシーの底上げになる
インターネットとWebから「セッション」、「リクエスト/レスポンス」など初学者では聞き慣れないワードが独学する上で乗り越えないとならない壁になります。
この書籍は見開きで説明と図解の組み合わせとなっているため、辞書的にも利用することができます。
どうしても独学しているとプログラミングばかりやってしまいがちですが、このようなWebの成り立ちを理解がWebエンジニアになる近道となります。
最初は全てを理解できないかもしれません。今後必要なときに繰り返し読むことで、Webエンジニアの基礎固めとしても必読書です。
バックエンド(サーバサイド)部門
Webサイトで利用される言語はたくさんあります。
その中でも「Ruby」「PHP」は独学に最適なプログラム言語であるとともに、Webエンジニアが仕事でもよく利用しているものとなります。
今回は、「Ruby」「PHP」それぞれでおすすめの書籍を紹介したいと思います。
プロを目指す人のためのRuby入門[改訂2版] 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで
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本書のポイント!
- Rubyの基礎から理解できる
- Rubyでのテスト方法やデバッグ技法など実践向けの学習もできる
- 例外処理やモジュールの作成方法など実践向けの学習ができる
スタートアップ企業などでも採用されていることが多い言語Rubyの基礎からデバッグ技法など実践を学習できる書籍となります。
途中に例題があり、理解力を確認しながら進めることができるのもよいポイントですね。
JavaScriptで紹介した書籍でも変数や繰り返しなどが出てきますが、Rubyの記述方法として置き換えて学習することで幅を広げることができるでしょう。
また、Webアプリケーションを開発する上では、Ruby on Railsという技術を活用することになりますが、Rubyを理解する必要があるためRuby on Railsを使ったWebエンジニアを目指す人は必読書の1冊となります。
Ruby on Rails 6 実践ガイド
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本書のポイント!
- RailsでWebアプリケーションをどのように作るかの基本的な部分から学習できる
- タスク管理アプリケーションの開発を通して学習することができる
- チーム開発やメンテナンスし続けるためなどの実践的な内容も学習できる
クックパッドや食べログなどはRailsを利用して開発されているくらいメジャーなものになります。
ここで、初学者で混乱しやすいのが「Ruby on Rails は言語ではない」ということです。
Ruby on Rails はRailsという言語を利用して、Webアプリケーションを効率よく開発するためのWebアプリケーションフレームワークというものになります。
こちらの書籍は、オブジェクト指向プログラミングについて知識がある前提となっておりますが、オブジェクト指向を理解しようとするとそれでまた別の書籍が必要となるくらい奥が深いものになります(本書でも説明はあり)。
この書籍ではタスク管理アプリケーションの作成を通してRailsというものを理解を進めるため、まずは、手を動かしながら理解するようにしましょう。気になる部分やわからない単語があればその都度ググるでOKです。
この書籍を通して、Ruby on Railsを利用したWebアプリケーションの開発方法の習得することができる1冊となります。
確かな力が身につくPHP「超」入門 第2版
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本書のポイント!
- PHPの文法のブラウザ上に表示するサンプルを開発を通し、基礎を学習することができる
- ZAMPP、MAMPの環境構築方法がある
- ログイン画面やショッピングカートの作成などのサンプルを通して学習できる
本書は、PHPの基礎文法から環境構築方法など、PHPという言語の特徴に合わせた内容になっています。
序盤では、メッセージを表示するだけの簡単なスクリプトから始まり、終盤の方ではデータベースと連携するショッピングサイトの開発を想定したプログラミングなどより実践的な内容も含まれています。
PHPを身につけたWebエンジニアになるための入門書としては最適な1冊となっております。
動かして学ぶ! Laravel開発入門
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本書のポイント!
- PHPのWebアプリケーションフレームワークであるLaravelの基礎を身につけることができる
- AWS Cloud9を利用するので環境構築に手こずりにくい
- 本管理アプリの開発を通してLaravelで必要なコマンドについて学習することができる
Laravel(ララベル)はPHPを使ってWebアプリケーションを効率よく開発するためのWebアプリケーションフレームワークとなります。
Ruby on Railsと同じ位置付けですね。
LaravelはPHPのフレームワークの中で最も人気があり世界的にも利用されているため、このフレームワークを使いこなせることができれば、市場価値の高いWebエンジニアになることができるでしょう。
Rubyを選ぶのであればRails、PHPを選ぶのであればLaravelというくらい人気がありますね。
本書ではWebアプリケーションの設計からMVCという考え方、ファイルアップロード、リクエストの処理などをLaravelを使い本管理Webアプリケーションの開発を行うことができます。
Laravelは情報量も多いですが、この1冊で体系的に学習することでWebエンジニアとしての基礎固めとなるでしょう。
データベース部門
SQL-第2版-ゼロからはじめるデータベース操作
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本書のポイント!
- データベースやSQLに関する知識がまったくない方を対象にしているため理解しやすい
- 提示されるSQLを書いて、実行する学習方のため理解を深めることができる
- PostgreSQLをPCにインストールして学習することができる
本書は、データベースとは何か?どういうことに利用するのか?という基本的なことも説明しているため、なんとなくデータベースを触ってきた方に対しても、改めてデータベースとはということから理解することができる内容となっています。
テーブル構造、WHERE句、GROUP BY句、HAVING句やサブクエリなど、初学者がSQLを使いこなせるようになるために図解も豊富に利用されています。
Webアプリケーションを作るために重要な要素のデータベースについて、改めて学習してみませんか?
WebエンジニアはSQLを利用してデータ操作を行うことも業務としてよくあります。
SQLに対して苦手意識がある方も、Webエンジニアを目指す方もこの1冊で基礎を身につけたいという方にはおすすめの1冊となります。
まとめ
以上、Webエンジニアになるためにまずは、書籍で自己学習したい方へのおすすめ本の紹介でした。
今回紹介した書籍ではイラストや図解が利用されているかも選定判断に加えました。
みなさんも自身で本を選ぶ際にはそういった点や、本に記載している想定する購読者を参考にしてみるとよいでしょう。
- 体系的に必要な技術・知識をインプットすることができる
- 図解やイラスト、キャプチャなどが記載された本だと理解しやすい
- 初学者のうちは1つの分野で色んな本に手を出さないで1つの本をやり切る
書籍で進める中でもここは注意したほうが良いとか、プログラミングスクールなどとの比較も記事にしていきたいと思います。
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