GPTsでLINEスタンプ量産する|登録、販売方法の紹介も

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目次

LINEスタンプ作成から販売の流れ

まずは、基本的なLINEスタンプを販売するまでの流れを紹介するよ。

  1. LINEスタンプの作成のルールについて確認する
  2. 画像を作成する(GPTsを使います)
  3. LINE Creators Marketに登録する
  4. LINEスタンプを登録・申請する
  5. 販売を開始する

LINEスタンプの作成のルールについて確認する

LINEスタンプを作成するためのルールは以下になります。

このルールを守るように画像を作成しよう。

販売単位

LINEスタンプの販売単位が決まっていて、

8、16、24、40枚で1組となります。

なので、8枚の画像大丈夫です。

画像のサイズ

メイン画像が横240x縦240ピクセルを1つ、

スタンプ画像は横が80から370ピクセル、縦が80から320ピクセルで、

トークルームタブ画像として横96x縦74ピクセルを1つ

用意する必要があるよ。

テキスト

クリエーター名が50文字以内

スタンプタイトルが40文字以内

スタンプ説明文が160文字以内

コピーライトが50文字以内(英数字のみ)

※全角は2文字でカウント、絵文字は利用できない

詳細はLINEクリエーターマーケットの制作ガイドラインを参照下さい。

LINEスタンプ作成するためのGPTsを作成する

GPTsとは?

2023年11月に発表されたChatGPT Plus(有料版のChatGPT)で利用できる新しい機能になります。

何がすごいかというと、ノーコードで自分オリジナルのChatGPTを作成できることです。

例えば、一つの使い方の例として、郵便番号を入力してその郵便番号を回答させることです。

って、これまでもChatGPTでもできましたよね?

ただし、ChatGPTも誤った情報を返す可能性があるのですが、GPTsではAPIを呼び出すことができるため、郵便番号を検索するAPIよりデータを取得して、ChatGPTを通して回答することで、正確な住所情報がその場で知ることができるものとなります(あくまでも利用イメージなので実用性はないかもしれないですが)。

GPTsの作成の流れ

ChatGPTの検索するからCreate a GPTを選択します。

編集画面に移ります。

GPTsはCreateとConfigureという2つの機能を使います。

Createはやってもらいたいことをチャット形式で作りこみます。

Configureはツールの名前やアイコン、Web Browsing・DALL-E 3・Code Interpreter の利用可否などツール全般の設定項目となります。

チャットで命令を記載する

①指示を出すエリア
プロンプトを指示してオリジナルのChatGPTの機能を決める部分にあたります。

②指示を出した結果ががプレビューされるエリア

とりあえず、Configureには何も設定しないで(デフォルトのまま)、今回はLINEスタンプを生成してもらうためのプロンプトを記載しました。

GPTの名前の提案をしてくれました。

すると次は、GPTのプロフィール画像を提案してきました。

プロフィール画像については何度かやり取りして以下のように決めました。

そうするとConfigureに以下のような設定が作成されていきます。

画面右上の保存ボタンから公開範囲を指定して「確認」ボタンを押すと指定した範囲に合わせて公開されます。今回は「私だけ」を選択します。

「リンクを持つ人のみ」はURLをコピーして共有する

このようにカスタムしたChatGPTが作成されます。

GPTsを使って画像を作成する

LINEスタンプを依頼してみる

デフォルト表示される指示を選択して生成してみます。

こんな感じにスタンプ画像が生成されました。この様にLINEスタンプ用の画像をLINEクリエイターに最低必要となる8個作成しておきます。画像をダウンロードする場合は、左上の↓マークよりダウンロードできます。

何度かChatGPTとやり取りして以下の様に揃えました。

わかったことですが、言葉のつづりは異なることが多いため、指摘して出力しなおすことが必要です。

ただし、それでも待ち時間含めて60分くらいで作成できました。このクオリティを出してくるのはやばいですね。

画像サイズが1024×1024になってしまいます。ここは改良の余地がありそうです。
ダウンロードした画像の変更は、こちらサルカワ道具箱の画像リサイズツールが複数枚一括で変更できるので便利です。

スタンプ画像のほかにメイン画像、トークルームタブ画像も作成しておきましょう。

画像が利用される場所は以下イメージです。

画像引用:https://creator.line.me/ja/guideline/sticker/

アップロード用に作成したファイル

こんな感じで作成してました。ファイル名もメイン画像はmain.拡張子、タブ画像はtab.拡張子としておくと後のアップロード時に自動で適用してくれるっぽいです。

何かビックリマンチョコのシールみたい…

LINEに販売する

作成した画像を販売するための手順になります。

LINE Creators Marketに登録する

作ったスタンプをLINEで販売するにはLINE Creators Marketに登録しておきます。

登録するとこのようなマイページが表示されます。

各入力項目を入力して「保存」ボタンで登録します。

LINEスタンプを登録する

新規登録すると、画面が切り替わりスタンプの登録画面を選択することができます。

ZIPファイルアップロード を選択して事前に作成したzipファイルをアップロードすることもできます。

アップロードした後の画面です。tab画像は何かしらの問題でErrorとなってしまってます。その場合は、画像下の削除、アップロードボタンが表示されますので、個別に登録しましょう。

タグの設定をします

自動でも設定されるみたいですが、自分で設定することもできます。

ここは手間を省いてほぼ自動で設定してもらうことにします。

タグを設定する画面は以下の感じです。

言語ごとに9つ設定することができます。

審査をリクエストする

「リクエスト」ボタンより審査をリクエストします。

審査合格待ち

審査に合格すると販売することができます。

その後審査結果が届き以下リジェクトとなったため、販売エリアを変更して再度リクエスト申請を行いました。

お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点より 販売国を限定させていただきます。 お手数ではございますが、販売エリアにて「選択したエリアで販売する」を選択し 以下の国家のチェックをはずしたうえで、再度リクエストをお願いいたします。

・韓国

・香港

・マカオ

・インドネシア


その後無事審査OKの連絡を頂きました。

販売価格を設定して販売開始

販売価格情報タブから価格を選択しましょう。

販売価格を指定したら、画面上部の「リリース」ボタンを押てください。

確認ダイアログも「OK」をすると販売が開始されます。

まとめ

GPTsを利用することで、カスタムしたプロンプトを作成することができます。

作成したプロンプトは自分だけで利用するか、URLを共有して利用するか、公開するかを選択できる。

LINEスタンプなどの画像生成も簡単に行うことができます。ただし、画像サイズについては個別に調整してあげる必要があります。この辺りプロンプトの改善で変わるのかは引き続き確認していきたいと思います。

今回のGPTsではAPIを利用しなかったけど、リサイズなどはAPIを通して行うことができるかもしれないですね。

LINEスタンプ販売は入力内容自体もChatGPTに翻訳させることで作成の手間も大分省けることができたと思います。

それでは、また。

試しに作った「LINEスタンプマエストロ」を共有してもらいたい方がいらっしゃるのであれば、Twitterなどでご連絡いただければURLを共有します!

もしよかったらLINEスタンプ購入してみてもらえると嬉しいです!

他にリクエストあればこちらコメントやXのDMにてお知らせください。

購入リンクはこちら → https://line.me/S/sticker/25236609

特典(?)

今回作成したGPSsの「LINEスタンプマエストロ」のURLを共有します。

よかったら使ってみてください。まだまだ改良の余地はあります。

ただし、予告なく利用停止にさせていただくこともありますので、その際はご了承下さい。

▼URL

「LINEスタンプマエストロ」
https://chat.openai.com/g/g-0qUUY0IOO-linesutanpumaesutoro

※生成した画像、スタンプはご自身の責任の範囲でお楽しみ下さい。

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